福岡県警は25日、無登録で爆発物の原料となる塩酸などを販売したとして、同県行橋市の会社員の男(25)を毒劇物取締法違反(無登録)容疑で福岡地検に書類送検した。
必要な書面を受け取らずに男に販売したとして、化学工業薬品販売会社(東京)と同社福岡支店営業部長(54)も同法違反(譲渡手続き不備)容疑で書類送検した。
発表によると、男は昨年12月、同支店から塩酸や硝酸など計325キロを購入。県に毒劇物販売の登録をせず、塩酸と硫酸計1・6キロをネットオークションに出品、山梨県の男子高校生(当時)に販売した疑い。「転売してもうけたかった」と容疑を認めているという。
同社と営業部長は、同法で定められた購入者などを記載する書面の提出を受けずに男に販売した疑い。
男は昨年8月以降、薬品会社や農協などから約40種類の薬品(1トン)を35万円で購入。ネットオークションで約170人に18万円分転売した、と供述している。
県警は、塩酸や硝酸など7種類の薬品を購入した30人から用途を聞いている。男子高校生は「量販店より安かったのでトイレの洗浄剤として購入して使った」と説明しているという。
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